新入生/新任教職員のための情報環境セットアップ案内

更新日: 2022年11月10日(2023年度の新入生/新任教職員向けには更新する予定ですのでご注意ください.)

名古屋大学では教育や業務において様々な情報サービスを活用しています. 新入生/新任教職員として新たに名古屋大学の一員となられた皆様には情報サービスの利用に先立ち,情報環境のセットアップやオンライン研修を実施していただく必要があります.

以下に挙げた項目を新入生はステップ1から,新任教職員はステップ2から順に実施してください. 実施しないと情報サービスが利用できず,講義の受講や業務の遂行に影響が出る場合があります.

持参のPCやタブレットなどの情報機器を使い学内で本ページの内容を実施する場合は,名大構成員向け無線LAN(Wi-Fi)サービスであるNUWNETに接続して行うことが可能です.PCやタブレットなどでアクセスポイント(SSID: nuwnet)に接続してください.認証画面が表示されても認証せずに以下のページにアクセスできます.

ステップ1: 新入生情報セキュリティ研修(新入生(進学者含む)は実施必須,教職員は不要)

  • 非常に簡単な情報セキュリティの再確認に関する質問です.リンク先を確認して受講してください.
  • 名古屋大学内で進学した方,研究生になった方など,学籍番号が変わった方も受講が必要です.
  • 本研修を終えないと名古屋大学ポータル(1)などが利用できません.
  • 3月25日(金)から受講可能になる予定です。

ステップ2: 名古屋大学IDの多要素認証の設定(全員対象,実施必須

  • 名古屋大学ポータルや講義で使用するNUCT(2)へのログインに使う名古屋大学IDの多要素認証の設定です.リンク先を確認して登録操作を行ってください.
  • 本設定を終えないと名古屋大学ポータルなどにログインできません.

ステップ3: 年次情報セキュリティチェック(全員対象,実施必須

  • 情報に関するインシデント発生を防ぐためには,大学構成員の皆様にセキュリティに対する意識をもっていただくことが必要です.そのために上記リンク先のセキュリティチェックを受けていただくようお願いします.
  • 年次情報セキュリティチェックは毎年度受講していただく必要があります.
  • 受講しない場合,一定期間の後情報サービスが利用できなくなります.

ステップ4: 名古屋大学IDの初期パスワードの変更(全員対象,実施必須

  • 名古屋大学IDを初期パスワードのまま使用するのは危険です.一部の情報サービスではパスワードを初期のものから変更してあることを利用条件としています.
  • リンク先で新たなパスワードを設定してください.その際以下の点に注意していただくようお願いします.
    • パスワードは「8文字以上かつ英大文字/英小文字/数字/記号のうち3種類以上を使用」としてください.これは名古屋大学情報セキュリティガイドラインに示されています.
    • 学内・学外含め他の情報サービスと共通のパスワードを使用しないでください.
  • 現在海外におられる方は,日本国内に来てからパスワード変更を実施してください.

ステップ5: 機構アカウント(THERSアカウント)の確認と多要素認証の設定(全員対象,実施必須

  • 名大IDに加え,東海国立大学機構(THERS)の大学共通で提供される新たな情報サービス利用のための「機構アカウント(3)」(THERSアカウント)が利用可能です.機構アカウント(THERSアカウント)は,オンラインの講義や業務コミュニケーションなどで使用するTeams,MS Officeの入手・利用(4),機構メール(THERSメール)の利用などに必要です.
  • リンク先に,学生と教職員別に機構アカウント(THERSアカウント)の入手と多要素認証の設定方法が説明されています.よく確認しながら多要素認証の設定まで行ってください.
  • 機構アカウント(THERSアカウント)の多要素認証の設定後,メールサービス「機構メール(5)」(THERSメール)を使ったメール送受信が可能となります.機構メール(THERSメール)の利用方法も上記リンク先に説明されています.

ステップ6: 名古屋大学無線ネットワーク(NUWNET)の利用登録(実施は任意)

  • NUWNET(6)は名大構成員向けの無線LAN(Wi-Fi)サービスです.
  • NUWNETの利用を希望する場合は,リンク先からNUWNET利用者ページに進み,規約を読んだ上で規約を守って利用する旨を宣言して下さい.宣言しないと利用できません.
    • このページで示したセットアップ関連ページは,宣言前でも特別にWeb認証NUWNET(SSID: nuwnet)から利用可能となっています.

【参考:名古屋大学の主な情報サービス】

  1. 名古屋大学ポータル:名古屋大学の構成員が日常の教育研究活動においてかかわる電子情報サービスの総合入口です。履修登録・確認,成績確認,シラバス閲覧,大学からの各種お知らせをします。 

  2. NUCT(Nagoya University Collaboration and course Tools):インターネット上で授業運営(授業の連絡,教材の閲覧,課題の指示,レポート提出等)を行う教育学習支援システムです。個別の授業に関する連絡は,NUCT内の各授業のページで行われます。 

  3. 東海国立大学機構アカウント(機構アカウント)(THERSアカウント):東海国立大学機構(機構)(THERS)とマイクロソフト社との包括ライセンス契約の締結に基づき、学生・教職員に機構アカウント(THERSアカウント)が発行されます。機構アカウント(THERSアカウント)により,4.のマイクロソフト社が提供する各種のサービス等が利用可能となります。名古屋大学では2023年度半ばを目処に徐々に情報システムの更新が行われますが、それまでには名古屋大学IDによるログインと機構アカウント(THERSアカウント)による認証の2つが並列的に使われます。 

  4. Office 365サービス:本学の構成員は,機構アカウント(THERSアカウント)でサインインすることにより,マイクロソフト社のOffice 365(Word, Excel, PowerPointなど)を無料で使用することができます。(自身のアカウントの「適用ライセンス」が A1Faculty_Nagoya となっている方はOffice 365をPCにインストールして利用することができず、ウェブ版及びTeamsのみの使用になります。機構アカウント(THERSアカウント)入手から確認してください。) 

  5. 東海国立大学機構メールアカウント(機構メール)(THERSメール):本学の構成員に付与される【学生:nagoya.taro.x9@s.mail.nagoya-u.ac.jp】【教職員:nagoya.taro.x9@s.mail.nagoya-u.ac.jp】形式のメールアカウントです。Office 365のウェブサイトから,機構アカウント(THERSアカウント)を使用してサインインして使用できます。 

  6. NUWNET(名古屋大学無線ネットワーク):本学構成員に向けた無料無線LANサービスであり、名古屋大学IDとパスワードで認証した上で利用できます。初回利用にあたって事前申請が必要です。