第5回 スーパーコンピュータ「不老」 ユーザ会(開催記録・資料公開)
ユーザ会へのご参加ありがとうございました。発表資料を公開しています。
開催の趣旨
名古屋大学情報基盤センターでは、2020年7月1日からスーパーコンピュータ「不老」の運用を開始いたしました。
スーパーコンピュータ「不老」は、「富岳」型のType I・GPUスパコン型のType IIを中心に様々なサブシステムから構成される複合型のシステムであり、ハードウェア・ソフトウェア・運用、様々な点で新しい要素を採り入れております。
スーパーコンピュータ「不老」導入後、利用者の皆様にさらに活用していただけるよう、年に1回情報発信・情報提供の場として
スーパーコンピュータ「不老」ユーザ会 を開催してまいりました。
今年度も「第5回スーパーコンピュータ「不老」ユーザ会」を開催したいと思います。
今年度は、従来の運用状況などの報告の他に、最新AI技術と量子コンピュータの利活用を見据えた企画になっております。
最新AI技術を活用した研究で「不老」を利用して成果創出したユーザからの講演があります。また、機械学習で必須となるGPUを効率よく利用する最新技術の講演も企画されています。
一方、量子コンピュータ実用化までの間、スーパーコンピュータも活用する「量子古典ハイブリッド計算」が注目されています。その中核的技術であるGPUによる量子回路シミュレータの最新技術の講演があります。
また、量子コンピュータ関連技術を支援するHPC技術とスーパーコンピュータサービスに関する講演があります。
ご興味がある方は参加費無料ですので、ぜひご参加ください。
ユーザ会はハイブリッド(現地参加+オンライン)での開催といたします。
開催日時・開催形態
- 2024年10月2日(水)13:30~17:05
- 現地(名古屋大学情報基盤センター2F 演習室)と オンライン(Zoom)のハイブリッド開催
*現地参加の場合は申込時に「現地参加」とご記入ください。
対象者
「不老」ユーザおよび「不老」の利用に興味を持つ人であれば誰でも歓迎します。
プログラム
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13:30-14:15 第一部 情報基盤センターからの報告
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14:25-15:25 第二部 システム納入ベンダーからの「不老」活用に関する講演
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14:25-14:55 GPUを効率的に利用する技術:AI Computing Broker/ 〇 大辻 弘貴(富士通株式会社 コンピューティング研究所)公開資料
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14:55-15:25 CUDA-Qが拓く量子古典ハイブリッド計算の未来/ 〇 濱村 一航(エヌビディア合同会社)
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15:35-17:05 第三部 「不老」ユーザからの講演
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15:35-16:00 超多ケース弾塑性シミュレーションによる3D生成AIの訓練と精度検証/ 〇 西口 浩司(名古屋大学大学院工学研究科 土木工学専攻)公開資料
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16:00-16:25 FMOプログラムABINIT-MPの高速化と大規模系対応/ 坂倉 耕太(計算科学振興財団)、中野 達也(高度情報科学技術研究機構)、 〇 望月 祐志(立教大学、東大生産研)公開資料
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16:25-16:50 粗視化分子動力学による高分子劣化のメソスケールシミュレーション/ 〇 石田 崇人(名古屋大学 高等研究院)公開資料
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16:50-17:05 意見交換、Closing
内容など詳細が決まりましたら随時更新させていただきます。
お名前の前に〇がある方が発表者となります。 -
参加登録方法
- 事前申込み にアクセスして参加登録のための情報を入力してください。
後日、zoom接続情報をメールにてお送りいたします。
お申込み時のメールアドレスは所属先発行のメールアドレスをご記入ください。 - 現地(名古屋大学情報基盤センター2F 演習室)参加の方は備考欄に「現地」とご記入ください。
- 現地参加者で情報交換会(本山周辺)参加希望の方は備考欄に「情報交換会参加」とご記入ください。
問い合わせ先
- 名古屋大学 情報基盤センター 共同利用担当
- Tel: 052-789-4354・052-789-4379
- Mail: kyodo<アットマーク>itc.nagoya-u.ac.jp