情報サービスの企画と立案
教育学習支援システム(NUCT)普及プロジェクト
NUCT普及プロジェクトでは,オンライン学習支援システムであるNUCTの継続的機能改善と利用者拡大に向けての活動を精力的に行っています。NUCTの基となっているオープンソースソフトウェアであるSakaiプロジェクトのフォーローアップにより,最新版のSakaiをNUCTへ導入するための環境を整えており,名古屋大学の実情に合わせたカスタマイズも実施しています。また,「これをしたいときにはどうすれば良い?」という視点に基づいて作られたNUCT事例集の製作と配布,Sakaiプロジェクトの世界的な運営組織へのコミットメント,Sakaiを利用する国内大学との連携なども行っています。これらの活動の成果は,学内利用数の着実な増加として現れています。
可視化基盤プロジェクト
本学では,多様な情報サービスを教員向けに提供しており,今後望まれるサービス充実の中でも情報環境の可視化が重要な課題となっています。可視化基盤プロジェクトでは,情報マスタープランの「教育学習・研究活動可視化サービス導入」に対応する可視化サービスシステムの企画・立案を行い,NUCT情報の可視化システムの構築を進めています。これまでに,実験システムの構築を進め,認証基盤との接続機能,代理ユーザー機能を実現しています。
教育研究ファイルサービスシステム
教育研究ファイルサービスシステムプロジェクトでは,本学の教職員の方々の日々の教育研究活動に関わるデータの保管・管理・共有に関する利便性向上を目指し,サービスの質の改善と安定性の向上に務めています。現在は2015年度の正式サービス開始を目指し,多数のユーザーからの同時アクセスに耐えうる負荷分散構成の最終テストを実施しています。また,ユーザーの方々の利便性を高めるオプションの提供も視野に入れて,サービスの最終設計を行っています。