統合サーバ・サーバ移行のお知らせ

統合サーバ・サーバ移行のお知らせ

現在の統合サーバシステムで利用されているサーバOSである CentOS7は、2024年6月30日にサポート終了が予告されているため、 新しいOSへ移行が必要です。

統合サーバでは、移行先のOSとしてRockyLinux9の検証を行い、 現在統合サーバで稼働するシステム及び、 データの移行が可能なことを確認いたしましたので、 順次移行の計画を進めております。

なお、OSの更新やアップデートにより、 システムによっては仕様変更がありますが、 主要な機能が問題なく使えることについては確認済みです。

また、一部セキュリティ強化についても同時に実施される予定です

サーバの移行期間は3~6月頃を計画しており、 サーバ移行時、2~4時間程度サーバを停止する必要があります。 ドメイン管理者の方と連絡を取り合いながらの作業が必要となりますので、 期間中、順次各ドメイン管理者の皆様にご連絡し、 移行日程について調整をさせていただきたいと思います。

移行による影響

  • OSの変更による影響
    • アカウント管理
      • 管理者によるアカウント管理はWebminで行うよう変更しました。手順について案内ページを作成予定です。
      • 名大IDが廃止されるため、統合サーバ上のアカウントは、名大IDとは独立なものになり、パスワードの連携もなくなります。ただし、現行システムから移行するユーザのパスワードは現在登録されているものと同じになります。
      • 新規ユーザのパスワードは、名大ID保有者であっても、パスワードの連携はされません。
      • ユーザが自身のパスワードを変更する際はuserminを利用します。手順について案内ページを作成予定です。
    • Mail
      • 変更はありません。
    • WebMail
      • 見た目上の変更がありますが、機能には変更ありません。
    • Mailman
      • 新しいバージョンに更新しため、大きく変更があります。管理者アカウントとパスワードが以前と変更になっており、設定項目、見た目なども違いがありますが、新しいものは以前と比べ直観的に操作がわかりやすくなります
    • Web
      • 変更はありません。
    • DNS
      • 変更はありません。
    • DHCP
      • 変更はありません。
  • セキュリティ強化について
    • userminの学内アクセス限定、アクセス複数回失敗時の一定期間アカウントブロック、メール認証設定等、 本学のセキュリティ方針強化に伴い基本的な設定を行っております。
    • この移行とは別件ですが、4月からメールクライアントによる学外からのアクセスが制限されます。WebMailの利用および学内からのアクセスは引き続き可能です。
  • アカウント管理ページの操作方法について
    • 手順ページについて作成予定です。
  • Mailクライアントの設定変更について
    • 不要です。
  • Mailmanの操作方法と設定項目について
    • 以前の案内と同程度の主な操作方法と特に推奨する設定について、案内ページを作成予定です。 ただし、細かい設定については以前と同じく各管理者が任意で行ってください。
  • 暗号化方式の更新
    • SHA1および、TLS1.0、TLS1.1を認証に利用できなくなったため、古いメールクライアントなどで認証のエラーが発生する可能性があります