【重要】Intel OneAPIの脆弱性に対する対応について(8月7日更新)

【重要】Intel OneAPIの脆弱性に対する対応について(8月7日更新)
 
Intel社からIntel OneAPI DPC++/C++ Compiler 2022.2.1以前のバージョンにおいて、セキュリティ脆弱性があることが発表されました。
スーパーコンピュータ「不老」においてもintel/2020.4.304 及びそれ以前のモジュール(従来モジュール)で利用できるIntel C/C++コンパイラ(icc,icpc)に影響があることが確認されたため、次のとおり対応を実施いたします。
 
日      時:2023年8月29日(火)正午 
対象サブシステム:TypeIIサブシステム、TypeIIIサブシステム、クラウドシステム 
内      容:

  • intel/2020.4.304およびそれ以前のバージョンの利用停止
    -モジュールのロードはできますが、icc. icpcが利用できなくなります。
     
  • 脆弱性対応モジュール oneapi/2022.3 と intel/2022.3 の公開
    -2023年7月19日(水)17:00公開済
    -モジュール名違いの同じモジュールです。
     
  • module load時のデフォルトバージョン変更
    -intel/2019.5.281から intel/2022.3に変更します。 
     

そ  の   他: 

  • 作業実施に伴うシステムの停止等はありません。
  • 既存のプログラムおよび実行中のジョブへの影響はありません。
  • 明示的にmodule loadで旧バージョンを指定していた場合、コンパイラの実行に失敗する可能性があります。
     
    Intelコンパイラのセキュリティ 脆弱性の詳細はIntel security informationをご参照ください。 
     
    ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。