2020年度から継続して利用する際の注意点について
スーパーコンピュータ「不老」は2021年度のサービスを開始するにあたり様々な更新を行いました。 2020年度から継続してご利用いただいている方は以下の点にご注意ください。
ログインノード上での処理に対する課金について
従来(旧システムから)ログインノード上での処理についてもポイントが消費されてきましたが、 2021年度から消費がなくなりました。 ただし、ログインノードは多数のユーザが同時に利用する場ですので、 大量のメモリを使用する処理や多数の計算コアを使う処理など、負荷の大きな処理はおやめください。 場合によってはシステム管理者またはシステム管理プロセスにより該当プロセスが強制終了させられることがあります。
グループ利用について
利用登録件数及び年額が変更されました。
改訂前:利用登録20 件につき年額 200,000 円
改訂後:利用登録10 件につき年額 100,000 円
moduleの更新について
いくつかのmoduleが削除・リネームされたり、バージョン指定を省略した際にデフォルトで読み込まれるバージョンが変わりました。 そのため、これまで正常に行えていたmodule loadコマンドがエラーしてしまう可能性や、 異なるバージョンのソフトウェアが利用されるようになる可能性があります。
お手数をおかけして大変申し訳ありませんが、 想定通りのmoduleが読み込まれる状態になっているかご注意いただけますようよろしくお願いいたします。
TypeII サブスステムにおけるAmber及びGROMACSのmoduleの更新について
TypeII サブスステムにおいて、
gcc/8.4.0 をロードした際に、従来は自動で openmpiを設定していましたが、
gcc/8.4.0 で利用出来るopenmpiのバージョンは複数あることから、
2021年度からは自動で openmpiを設定しないこととしました。そのため、
Amber及びGROMACSを実行する際は、別途、openmpiをmodule load してください。
Amber-18(GPU版):
–
module load gcc/8.4.0
module load openmpi/4.0.4 <-追加
module load cuda
module load amber_gpu/18
GROMACS-2020.3(GPU版):
–
module load gcc/8.4.0
module load openmpi/4.0.4 <-追加
module load cuda
module load gromacs_gpu/2020.3
実行方法とサンプルは、ログインノードの以下のディレクトリにあります。
実行方法 /center/local/manual配下
サンプル /center/local/sample配下