「第82回 お試しアカウント付きスーパーコンピュータ「不老」利用型講習会 数値計算ライブラリ」を開催します(オンライン講習会)

日時、開催場所

  • 2025年 1月 20日(月) 10:00 - 17:30
    • Zoomによるオンライン開催
    • 終了時間は前後する場合があります

定員

  • 20名(先着順) 最小催行人数:3名
    • オンライン開催の遠隔サポートの都合上、人数を制限していることをご了承ください。

概要

名古屋大学情報基盤センターでは、社会貢献、および、データサイエンス研究の基盤となる大規模並列処理の普及を目的として
当センターが有する最先端の計算機システムのスーパーコンピュータ「不老」を利用した講習会を実施しています。
本講習会ではTypeⅠサブシステム(スーパーコンピュータ「富岳」型ノード)Fujitsu PRIMEHPC FX1000を利用した
数値計算ライブラリ講習会を実施します。

参加料金は無料です。  

参加者は日本在住でスーパーコンピュータ「不老」の利用資格があれば、ユーザである必要はありません。
なお、すでにスーパーコンピュータ「不老」のアカウントを取得している方は、そのアカウントをご利用ください。
今後本センターの利用を予定されている方、並列化を行ったことはないが、今後並列化を予定されている方の参加を推奨いたします。
また、産業利用を想定されている企業技術者の方々も参加できます。
 
企業所属の方は、受講資格の審査を事前に行うため、2025年1月10日(金)までにお申し込みください。
アカデミック所属の方は2025年1月16日(木)12:00まで可能ですが、先着順で締め切り事前の接続準備が必要であるため、なるべく早くお申し込みください。

講習会当日から3日間利用できるお試しアカウント付きです。ぜひ復習にお役立てください。
 

受講のための注意

  • Zoomによるオンライン開催及びプログラム実習のため、受講者所有のパソコンから インターネットに接続できる必要があります。

  • 操作やプログラムの動作に問題があった場合にZoomの画面共有機能によるサポートを行うため、 Zoomの接続とスーパーコンピュータ「不老」への接続は同じPCで行うことを推奨します。 Zoomとスーパーコンピュータ「不老」への接続を異なる機器で行う(タブレットでZoom視聴、パソコンでSSH接続、など) 場合にはサポートに制限がある可能性があることをご了承ください。  
  • パソコンのOSは問いませんが、Windows/Microsoft Update、Apple Security Update等の最新の セキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェア をインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認しておいてください。

  • 既にスーパーコンピュータ「不老」のアカウントをお持ちの方には お持ちのアカウントで接続していただきます。 スーパーコンピュータ「不老」へssh接続できることを事前に確認しておいてください。
    また、既にアカウントをお持ちでログインのサポートが不要な方は午後のみの参加も可能です。申込時に「備考」欄にその旨をご記入ください。

  • 受講前にSSH公開鍵の作成とSSH接続が行える環境を用意しておいてください。(事前に公開鍵の作成をしておくことを強く推奨します。)   Windows利用の方はMobaXterm等をインストールする必要があります。 ご参考:SSH接続とコンパイル環境の整備

  • スーパーコンピュータを初めて利用する方も歓迎します。 ただし、Linuxのコマンドライン操作に全く慣れていないと演習に苦労する可能性があるため、 一通りのシェル操作(SSHコンソールでのファイル操作)やエディタ操作にあらかじめ慣れておくことを強く推奨します。

プログラム

  9:30 - 10:00  Zoom接続開始
 
 10:00 - 10:30  端末設定など(演習)
   ・スーパーコンピュータ「不老」TypeIサブシステム(以降、FX1000と表記)へのログイン
   ・FX1000システムへのジョブの投入方法
 
 10:30 - 12 :00 (演習)
   ・名古屋大学情報基盤センターの計算機および利用形態
   ・FX1000システムの計算機構成、利用方法
   ・サンプルプログラムの実行
 
 13:30 - 14:30  並列プログラミングの基本(座学)
   ・並列計算の基礎、性能評価指標、アムダールの法則
   ・MPIインターフェース説明、集団通信関数(コレクティブ通信)
   ・データ分散方式
   ・先進的並列化技法:ピュアMPI実行、ハイブリッドMPI実行、NUMA最適化、など
    ・BLAS/LAPACK/ScaLAPACKの概要
 
 14:45 - 15:45  BLAS演習(演習)
   ・FX1000を利用したBLAS演習
 
 16:00 - 17:00 LAPACK/ScaLAPACK演習(演習)
   ・粒子間熱伝導問題の説明
   ・FX1000を利用したLAPACK演習
   ・オプション:FX1000を利用したScaLAPACK演習
 
 17:00 - 17:30 自由演習、および、スパコン利用相談会

参加登録方法

  • 事前申込み にアクセスして参加登録のための情報を入力してください。登録時のメールアドレスは、所属先発行のアドレスをご記入ください。
  • 登録番号をお持ちでない場合は登録番号欄に「a49999a」とご記入ください。
  • 前日までに、zoom接続情報、説明会資料ダウンロード情報などをメールにてお送りいたします。  
  • 講習会前日までにURLをメールにてお送りしていますが、万が一届いていない場合はご連絡ください。(メール:kyodo<アットマーク>itc.nagoya-u.ac.jp)
  • a49999aを記入された方には講習会受講用の一時的なアカウントの情報もお送りします。
  • 海外居住者および来日6ヶ月未満の場合、安全保障輸出管理の申請が必要です。

問い合わせ先

  • 名古屋大学 情報基盤センター 共同利用担当
  • Tel: 052-789-4354・052-789-4379
  • Mail: kyodo<アットマーク>itc.nagoya-u.ac.jp