「第16回 FX100システム利用型ライブラリ利用講習会(初級)」を開催します。
■日時:
2019年 9月20日(金)10:00~17:30
名古屋大学 情報基盤センター 2階演習室(201号室)
■定員:
20名(先着順)
■概要:
名古屋大学情報基盤センターでは、社会貢献、および、
大規模並列処理の普及を目的として、
当センターが有する最先端の計算機システムのFX100システムを
利用したライブラリ利用講習会(初級)を実施します。
参加料金は無料です。講習会終了時には、受講証を発行いたします。
参加者はセンターのユーザである必要はありません。
今後本センターの利用を予定されている方、
並列化を行ったことはないが、今後並列化を予定されている方、
の参加を推奨いたします。
また産業利用を想定されている企業技術者の方々も参加できます。
企業所属の方は、受講資格の審査を事前に行うため、
9月6日(金)までにお申し込みください。なお、アカデミック所属の方は
開催の2日前まで可能ですが、事前連絡ができないなどあるため、
なるべく事前に申し込みください。
■受講のための注意
・プログラム実習のため、受講者所有のノートパソコン(無線LANの機能があるも
の)を講習会室に持ち込んでいただきます。ノートパソコンが持ち込めない方は、講義
形式での受講となることがありますので、あらかじめご了承ください。
・ノートパソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Update等の最新の
セキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェア
をインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してくださ
い。セキュリティ対策を施していない場合は、ノートパソコンを利用しない講義形式
の受講とさせていただきます。
・ノートパソコンのOSは、Windows、Macどちらでも可能です。ただし、SSHを用いた
スーパーコンピューターへの接続が必須です。Windows利用の方は、Cygwin等をイン
ストールし、SSH接続ができるように事前に準備をして参加してください。
・公開鍵作成が必要なため、TeraTermのみのインストールだけでは不十分です。
Cygwin等をインストールし、【ssh-keygenコマンドが利用できること】を、
コンソールを開いて必ず確認してください。
・本人認証のため、写真付きの職員証や学生証を持参してください。
なお、写真付きの証明がないときは、写真なしの職員証等と、写真付きの公的証明書
(運転免許証等)の併用で代用ができます。
■プログラム:
9:30 - 10:00 受付
10:00 - 10:30 端末設定など(演習)
・FX100システムへのログイン
・FX100システムへのジョブの投入方法
10 :30 - 12 :00 (演習)
・名古屋大学情報基盤センターの計算機および利用形態
・FX100システムの計算機構成、利用方法
・サンプルプログラムの実行
13:30 - 14:30 並列プログラミングの基本(座学)
・並列計算の基礎、性能評価指標、アムダールの法則
・MPIインターフェース説明、集団通信関数(コレクティブ通信)
・データ分散方式
・先進的並列化技法:
ピュアMPI実行、ハイブリッドMPI実行、NUMA最適化、など
・BLAS/LAPACK/ScaLAPACKの概要
14:45 - 15:45 BLAS演習(演習)
・FX100を利用したBLAS演習
16:00 - 17:00 LAPACK/ScaLAPACK演習(演習)
・粒子間熱伝導問題の説明
・FX100を利用したLAPACK演習
・オプション:FX100を利用したScaLAPACK演習
17:00 - 17:30 自由演習、および、スパコン利用相談会
■申し込み
資料確保のため、できるだけ事前申込みをお願いします。
登録番号をお持ちでない場合は登録番号欄に「a49999a」とご記入ください。
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