「平成28年度スーパーコンピュータの産業利用促進に関する説明会」を開催します。

 
近年,スーパーコンピュータは学術研究の発展だけではなく,産業競争力の強化にとっても重要な基盤となっています.名古屋大学情報基盤センターではこれまで,先端的大規模計算シミュレーションプログラム利用サービス(文部科学省先端研究施設共用イノベーション創出事業・平成19~20年)や先端的大規模計算利用サービス(文科省先端研究施設共用促進事業・平成21年~22年)として民間企業の研究課題に対してスーパーコンピュータの提供を行ってきました.その後もそれらの取り組みを継続し,自主事業として民間利用サービスを推進してきております.しかし,民間企業等が抱える様々な課題を解決して画期的な成果を創出し,我が国の国際競争力を高めていくためには,産業界のニーズに適した利用形態を提供することが重要となります.そこで,本センターでは,平成27年9月に実施しした計算資源の大幅な増強(Phase2)によって,民間機関等に提供可能な資源量を増加するとともに,成果非公開型の利用を新たに開始するなど企業ニーズに適した民間利用サービスへと発展させました.今回の説明会では,スーパーコンピュータの産業利用促進に向けた本センターの取り組みや本センターにおける民間機関等の利用制度を説明するとともに,利用開始に向けた具体的な手順なども紹介いたします.
 
開催要領
 
日時:  平成29年1月17日(火) 13時30分~16時 (受付 13時00分~)
会場:  名古屋大学東山キャンパス 情報基盤センター4階 演習室
     (〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町)
 
参加費: 無料
 
申込方法: 申込書(WORD)にご記入の上,下記お問い合わせ先にメールにてお申込みください.  
お問い合わせ先:
 名古屋大学情報基盤センター 情報連携統括本部情報推進部情報基盤課 共同利用担当
 電子メール kyodo@cc.nagoya-u.ac.jp 電話 052-789-4354
 
プログラム
13:30 センターの紹介と産業利用制度の概要
片桐孝洋 教授(情報基盤センター大規模計算支援環境研究部門)
13:45 民間機関等の利用について 情報連携統括本部 情報推進部 情報基盤課
・民間機関等利用の概要(利用資格,トライアルユース,成果非公開型利用,支援体制など)
・利用可能なハード・ソフトについて(スパコンシステム,企業利用可能なソフトウェアなど)
・利用料金について(利用負担金,プリペイド制度,利用料金の目安など)
・利用方法について(接続手順,ジョブ管理システム,HPCポータルなど)
・利用申請方法について(申請手順,支払い方法,利用開始後の手続き,報告書など)
15:15 質疑応答(全体)
15:30 説明会終了