第2回 スーパーコンピュータ「不老」 ユーザ会 (開催記録・資料公開)

ユーザ会へのご参加ありがとうございました。発表資料を公開しています。

開催の趣旨

2020年7月1日、スーパーコンピュータ「不老」が稼働開始しました。 「不老」は「富岳」型のType I・GPUスパコン型のType IIを中心に、 様々なサブシステムから構成される複合型のシステムであり、 ハードウェア・ソフトウェア・運用、様々な点で新しい要素を採り入れました。 この「不老」を使いこなすための情報交換・情報発信の場として、 スーパーコンピュータ「不老」ユーザ会 を開催することにしました。 昨年夏の第1回に引き続き、第2回も「不老」の最新情報や利用報告を紹介します。

開催日時・開催形態

  • 2021年8月30日(月)13:30-17:15
  • Zoomによるオンライン開催

対象者

「不老」ユーザおよび「不老」の利用に興味を持つ方であればどなたでも歓迎します。

プログラム

  • 13:30-14:15 第一部 情報基盤センターからの報告
    • 13:30-13:35 センター長挨拶:森 健策(名古屋大学 情報基盤センター センター長)
    • 13:35-13:55 「不老」運用状況報告:片桐 孝洋(名古屋大学 情報基盤センター 教授) 公開資料
    • 13:55-14:15 最近の「不老」更新状況:大島 聡史(名古屋大学 情報基盤センター 准教授) 公開資料
  • 14:25-15:25 第二部 システム納入ベンダーからの「不老」活用に関する講演
    • 14:25-14:55 FX1000での深層学習フレームワーク活用への取り組み:土手口 正裕(富士通株式会社 インフラストラクチャ事業本部 ビジネス戦略統括部 エキスパート) [資料の公開はユーザ会の参加者と「不老」ユーザ限定となります。ユーザ会に参加された方はメールを、「不老」ユーザの方は「不老」 の/center/local/doc/readme.txt をご確認ください。]
    • 14:55-15:25 NVIDIAプロファイラを用いたPyTorch学習最適化手法のご紹介:村上真奈(エヌビディア合同会社 シニアソリューションアーキテクト) 公開資料
  • 15:35-17:15 第三部 「不老」利用報告
    • 15:35-15:55 災害被害予測に向けた粒子法によるマルチフィジックスシミュレーション:浅井 光輝, モリカワ ダニエル, 辻 勲平(九州大学) 公開資料
    • 15:55-16:15 雲解像モデルを用いたアジアメガシティの都市気象シミュレーション:相馬一義(山梨大学) 公開資料
    • 16:15-16:35 不老上での自動チューニング機構の並列化と機械学習プログラムに適用時の安定性の検証:藤家 空太郎, 藤井 昭宏, 田中 輝雄(工学院大学), 加藤 由花(東京女子大学), 大島 聡史(名古屋大学) 公開資料
    • 16:35-16:55 広域分散型クラウドシステムの基本性能検証と応用事例:村田 健史(情報通信研究機構) 公開資料
    • 16:55-17:15 マルチノードGPUを利用した大規模な高分子系のMD計算の事例紹介:萩田 克美(防衛大学校) 公開資料
  • 17:15 意見交換、Closing

問い合わせ先

  • 名古屋大学 情報推進部 情報基盤課 共同利用担当
  • Tel: 052-789-4354・052-789-4379
  • Mail: kyodo<アットマーク>itc.nagoya-u.ac.jp