本部長挨拶

森 健策 本部長 (CIO・CISO)
このたび名古屋大学情報連携推進本部長を拝命いたしました。本部の運営にあたり、皆様に一言ごあいさつ申し上げます。
近年の人工知能技術の進展は目を見張るものがあり、大規模言語モデルや生成AIをはじめとする技術は、研究・教育・大学運営のあらゆる場面に急速に浸透しつつあります。同時に、日常の業務においても情報システムはいまや不可欠な存在となっており、教職員・学生の皆様が滞りなく活動を進められるよう、二十四時間三百六十五日、止まることなく安定した情報サービスを提供し続けることが、私どもに課せられた責務であると考えております。
情報連携推進本部では、東海国立大学機構情報連携統括本部ならびに機構デジタルユニバーシティと緊密に協力しながら、Microsoft Teamsを通じたデジタルコミュニケーション基盤や各種情報共有基盤の提供をはじめ、学内の情報インフラの整備・運用に取り組んでまいりました。これらは大学の日々の営みを支える基盤であると同時に、新しい教育研究のかたちを生み出す土台でもあります。
本部を構成する各組織は、それぞれの専門性を活かした活動を展開しております。
情報基盤センターでは、スーパーコンピュータを用いた大規模計算に基づくシミュレーション研究にとどまらず、AI for Scienceを実現するための基盤研究など、AI時代に即した先進的な研究を推進しております。また、文部科学省共同利用・共同研究拠点である「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点」の一翼を担い、我が国のHPC研究とその基盤を支える拠点校として、全国の研究者コミュニティに貢献してまいりました。
情報戦略室では、名古屋大学における情報戦略の策定と、中長期を見据えた情報インフラの整備計画の立案を担っております。急速に変化する技術動向を的確に見極め、限られた資源のもとで最大の効果を生む方策を描くことが求められています。
情報セキュリティ室では、サイバーセキュリティに関する幅広い業務を担当しております。サイバー攻撃の手法が高度化・巧妙化する今日、大学の知的資産と構成員の皆様の情報を守る取り組みは、これまでにも増して重要性を高めております。
AI for Scienceの時代を迎え、情報連携推進本部が果たすべき役割は、今後さらに大きなものとなってまいります。私どもは、名古屋大学の教育・研究・社会貢献を支える情報AI基盤の整備を着実に進めるとともに、その基盤の上に立つ研究開発を一層促進し、本学が世界に伍する成果を生み出す環境を築いてまいる所存です。
こうした取り組みは、学内外の皆様のご理解とご協力なくして成し得るものではありません。今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
名古屋大学情報連携推進本部長





