平成30年度第2回名古屋大学情報連携統括本部公開講演会・研究会のご案内
2018年11月07日 (水) 掲載
情報連携統括本部では、情報技術の最新動向を外部の講師をお招きし、情報技術に興味をお持ちの一般の方々に広くご紹介することを目的として月1回程度、公開講演会・研究会を開催します。 つきましては、ご多忙のこととは存じますが、是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。
- 開催日時
- 平成30年12月5日(水)13:00~15:00
- 場 所
- 名古屋大学中央図書館5F多目的室 キャンパスマップB3②
- 講演題目
- 研究データ管理と大学:現状と課題
- 講演概要
- 近年、論文だけではなく関連する研究データやソフトウェアなども社会的に広く、公開・ 共有するオープンサイエンスの取り組みが活発化しています。研究データの共有・公開は、研究成果の再利用性を高め、研究の効率化を向上させるとともに、研究公正の担保にもつながります。こうしたオープンサイエンスの有効性を具体化するためには、研究者による 日々の研究データや成果などの管理が必要になってきます。国立情報学研究所では、政府のガイドラインや学術機関からの要請を受けて、研究活動中に生成されるさまざまなデータを管理・公開・検索する基盤の整備、および研究データ管理を支える人材育成のためのオンライン教材の開発を通じて、全国の大学や研究機関と共に、日本のオープンサイエンスの展開に貢献しているところです。本セミナーは、オープンサイエンスの推進、および研究公正の確保にとって不可欠な研究データ管理の現状と課題について共通認識を形成し、研究データ管理に関わるさまざまなステイクホルダー(研究者、学生、研究支援スタッフ、図書館員、IT技術職員等)と共に大学における今後のRDMのあり方について議論する機会とします。
- 講 師
- 国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任研究員
尾城 孝一 (おじろ こういち) 氏 - 講師略歴
- 名古屋大学附属図書館を皮切りとして、東京工業大学附属図書館、国立国会図書館、千葉大学附属図書館、東京大学附属図書館、国立情報学研究所、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)事務局に勤務。2017年4月より、国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターにて、研究データ管理に関する調査・研究及び人材育成に従事。
- 定 員
- 40名程度
- 対 象
- どなたでも参加できます。
- 申込方法
- 氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレスを郵送、またはE-mailで平成30年12月3日(月)までにお送りください。
- 本件照会先
- E-mail: soumu1@icts.nagoya-u.ac.jp
TEL: 052-789-4352 FAX: 052-789-4385