情報基盤センターの概要
本センターは、近年のめざましい情報科学の進展とそれに伴う広範な計算機利用に呼応して、大学における諸活動の情報化支援とそのための基盤環境の整備・運用を伴うセンターである。
学内においては教育研究活動のための高度な情報基盤として名古屋大学キャンパス情報ネットワーク(NICE)の構築・運用を行うとともに、対外的には学術情報ネットワーク(SINET)の東海地区の中核拠点としての役割を担っている。また、本センターは全国共同利用施設であり、世界最高水準のスーパーコンピュータを導入し、研究者の多様かつ大規模な計算要求に応えている。
情報基盤の整備・運用だけでなく、名古屋大学情報化戦略の中枢として、情報化時代の名古屋大学のあり方を研究するとともに、安全で強力な情報化サービスの提供についての企画・検討を進めている。さらに、情報資源については附属図書館と連携を図りながら、名古屋大学の情報化武装を進め、世界の大学の中での情報化先進大学とすべく、大学ポータル、電子図書、遍在コンピューティング、大規模分散計算、教育コンテンツなどに関する研究を行っている。