スーパーコンピュータ「不老」 オンライン利用説明会(一般および企業利用)を開催します~AlphaFoldをTypeIIサブシステム上で簡単に利用できるように整備~
利用資格を持つ全ての方を対象に、名古屋大学情報基盤センタースーパーコンピュータ「不老」のオンライン利用説明会を開催します。 本システムの利用を新規にお考えの方は是非ご参加ください。
開催日程
- 2021年12月1日(水)13:00-15:00 Zoomによるオンライン開催
- 終了時間は前後する場合があります
- (一般利用・企業利用共通)システム概要・利用負担金・利用法の説明(60分程度、その後質疑応答)
- (企業利用向け)企業利用についての詳細説明(30分程度、その後質疑応答)
対象者
- スーパーコンピュータ「不老」の利用資格を持ち、これから利用しようと考えている全ての方
- 企業利用制度にてご利用をご検討中の方(有資格者)
詳細
名古屋大学情報基盤センターは、文部科学省認定の共同利用・共同研究拠点として、研究、教育、社会貢献を目的にスーパーコンピュータシステムなどの計算資源を提供しています。これらは全国および海外の大学や研究機関等に在籍する教員、学生(大学院生、学部学生)、研究者に利用されているほか、産業利用や大学院生・学部学生の計算機演習等にも利用されています。
2020年7月からはスーパーコンピュータ「不老」のサービスを行っています。
本説明会では、スーパーコンピュータ「不老」のシステム概要、利用負担金および利用方法の説明をおこないます。
システムの特徴は以下の通りです。
- 複合型のスーパーコンピュータ
- 4つの主要な計算サブシステムと特徴の異なる2種類のストレージなどにより構成
- システム全体の合計理論演算性能は15.88PFLOPS、国内トップクラスの演算性能を提供
- 1つのアカウントで全サブシステムを透過的に利用可能(利用ポイントは全サブシステムで共通)
- Type Iサブシステム(2,3004ノード、7.782PFLOPS)
- 理研に設置されたスーパーコンピュータ「富岳」と同型の計算機システム
- 「富岳」と連携したワールドクラス研究支援
- Type IIサブシステム(221ノード、7.489PFLOPS)
- 大規模GPUスパコン、NVIDIA V100 32GBを1ノードあたり4基搭載(合計884基)
- Singularityによるコンテナ実行に対応しAI/機械学習研究を強力にサポート
- ホットストレージ(30PB、HDD RAIDストレージ)
- 全計算ノードとログインノードから共通に利用できる大規模共有ストレージ
- コールドストレージ(6PB、光ディスクアーカイブ)
- 追加型の光ディスクストレージ、大規模な導入は国内初
- 100年保存できる堅牢性、ディスクの持ち帰りも可能
- 可視化システム
- 可視化室に設置された3次元可視化装置等と連携、遠隔可視化にも対応
- ポータブル型3Dスキャナ(2020年度導入)を駆使したリバースエンジニアリングや解析モデルの生成等にも対応
- 【アプリケーション】AlphaFold導入のお知らせ
-たんぱく質の構造予測を行うソフトウェアです。
-アカデミックユーザ限定
参加登録方法
- 事前申込み にアクセスして参加登録のための情報を入力してください。後日、zoom接続情報、説明会資料ダウンロード情報をメールにてお送りいたします。
- 登録締め切りは2021年11月29日(月)12:00 です。また、個別相談をご希望の方はお問い合わせください。
問い合わせ先
- 名古屋大学 情報推進部 情報基盤課 共同利用担当
- Tel: 052-789-4354・052-789-4379
- Mail: kyodo<アットマーク>itc.nagoya-u.ac.jp