オープンCAEシンポジウム2017「第7回 FX100システム利用型MPI講習会(初級)」を開催します。

■オープンCAEシンポジウム2017「第7回 FX100システム利用型MPI講習会(初級)」を開催します。
 
■共催:オープンCAEシンポジウム2017
 
■日時:
 2017年12月 7日(木) 9:30~12:00
 情報基盤センター4F 演習室
■定員:
 20名(先着順)
 
■概要:
 名古屋大学情報基盤センターでは、社会貢献、および、
大規模並列処理の普及を目的として、
当センターが有する最先端の計算機システムのFX100システムを
利用したMPIによる並列化講習会を実施します。
 参加料金は無料です。講習会終了時には、受講証を発行いたします。
 
 参加者はセンターのユーザである必要はありません。
今後本センターの利用を予定されている方、
並列化を行ったことはないが、今後並列化を予定されている方、
の参加を推奨いたします。
また産業利用を想定されている企業技術者の方々も参加できます。
 
 企業所属の方は、受講資格の審査を事前に行うため、
11月27日(月)までにお申し込みください。なお、アカデミック所属の方は
開催の2日前まで可能ですが、事前連絡ができないなどあるため、
なるべく事前に申し込みください。
 
■受講のための注意
・プログラム実習のため、受講者所有のノートパソコン(無線LANの機能があるも
の)を演習室に持ち込んでいただきます。ノートパソコンが持ち込めない方は、講義
形式での受講となることがありますので、あらかじめご了承ください。
 
・ノートパソコンは Windows/Microsoft Update、Apple Security Update等の最新の
セキュリティアップデートを行ってください。また、必ずウィルス対策ソフトウェア
をインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを事前に確認してくださ
い。セキュリティ対策を施していない場合は、ノートパソコンを利用しない講義形式
の受講とさせていただきます。
 
・ノートパソコンのOSは、Windows、Macどちらでも可能です。ただし、SSHを用いた
スーパーコンピューターへの接続が必須です。Windows利用の方は、Cygwin等をイン
ストールし、SSH接続ができるように事前に準備をして参加してください。
 
・公開鍵作成が必要なため、TeraTermのみのインストールだけでは不十分です。
Cygwin等をインストールし、【ssh-keygenコマンドが利用できること】を、
コンソールを開いて必ず確認してください。
 
・本人認証のため、写真付きの職員証や学生証を持参してください。
なお、写真付きの証明がないときは、写真なしの職員証等と、写真付きの公的証明書
(運転免許証等)の併用で代用ができます。
 
■プログラム:
 
 9:00 - 9:30 受付

 9:30 - 10:00 端末設定など(演習)
   ・FX100システムへのログイン
   ・FX100システムへのジョブの投入方法

 10 :00 - 10 :30 (演習)
   ・名古屋大学情報基盤センターの計算機および利用形態
   ・FX100システムの計算機構成、利用方法
   ・サンプルプログラムの実行

10:30-10:45 休憩

 10:45 -11:15 並列プログラミングの基本(座学)
   ・並列計算の基礎、性能評価指標、アムダールの法則
   ・MPIインターフェース説明、集団通信関数(コレクティブ通信)
   ・データ分散方式
   ・先進的並列化技法:ピュアMPI実行、ハイブリッドMPI実行、NUMA最適化、など

 11:15 - 12:00 MPIプログラム並列化実習(演習)
   ・自由演習、および、スパコン利用相談会
   ・行列-行列積の並列アルゴリズム
   ・行列-行列積の並列化実習1(簡易並列化方式での演習)
   ・行列-行列積の並列化実習2(完全並列化方式での演習)
 
■申し込み
 資料確保のため、できるだけ事前申込みをお願いします。
 登録番号をお持ちでない場合は登録番号欄に「a49999a」とご記入ください。

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