東海国立大学機構 名古屋大学 情報連携推進本部

センター長挨拶

Director_of_center 名古屋大学情報基盤センター長
森 健策

大学における情報環境のあり方は大きくかつ急速に変化しています。データサイエンス,AI・機械学習などは,すべての 学術分野において急速にかつ一般的に利用されるようになってきました。学生,教職員が持つ情報端末としては,PCでは なく,常時通信が当たり前のスマートホンが主流となってきています。名古屋大学では,高速なコンピュータとそれをつ なぐ高速なネットワーク,そして,そのうえで扱われるデータを基にして,先進的な教育研究の取り組みを行っています。 この中で,2020年度に設立50周年を迎える名古屋大学情報基盤センターは,名古屋大学のみならず国内外の大学,そして, 地域,国,世界において大きな役割を担っていると言えます。先導的な情報基盤の研究開発を担う,全国共同利用・共同 研究拠点としての役割を果たすことがきたいされています。特に,「データ革命」とも呼ばれる昨今,AI/機械学習の技術 やスマートデバイスの活用によるデータを中心とした学術研究が極めて盛んとなっています。名古屋大学情報基盤センタ ーの果たす役割はこれまで以上に大きくなっていると言えます。

名古屋大学情報基盤センターは4つの研究部門を有し,学内の研究活性化のための,学内情報資源の集積やそれを支える 計算機環境,ネットワーク環境のあり方,また,教育基盤の運用・整備など,情報化サービスに関する研究を推進して います。ネットワーク型学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点として全国の計算機科学,計算科学の進展に寄与す べく研究を進めているとともに,スーパーコンピュータを有す東海地方における情報基盤のハブとしての役割を果たして います。JHPCNやHPCIなど国家レベルでのスーパーコンピューティング基盤の構築において重要な役割を果たしています。

各研究部部門は,教務に関連した研究だけでなく,共同利用・共同研究拠点として,共同研究の実施やサポートに努力 をしています。

これからも皆様方のご指導ご鞭撻ほどよろしくお願い申し上げます。

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